十角館の殺人~感想・レビュー~

十角館の殺人あらすじ

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

十角館の殺人の管理人の感想

この作品はもう20年以上も前の作品になりますが、今読んでも面白い作品の1つです。ミステリ研だけあってお互いの呼び名をアガサやオルツィというミステリー好きな方なら誰でも知っている名前をそれぞれにニックネームとして呼び合っているのも好感が持てました。

そして最後はアッと驚くトリックが仕込んであるのですが、しっかり細かいところを読み返せば引っかからずにすむかもしれません。私は見事に引っかかりましたが笑

さすがに20年以上前の作品なので古典的な雰囲気にはなってしまっていて今となってはありがちなトリックかもしれないですが、当時であれば衝撃の作品だったことでしょう。

ミステリー作品としては犯人による殺人動機が弱いかなと感じてしまった部分もありますが、今も色褪せないどんでん返しは評価に値すます。今回は☆4とさせていただきます。

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