殺人の門~感想・レビュー~

殺人の門あらすじ


「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。

殺人の門の管理人の感想

とりあえず、タイトルからも想像できるように最初から最後までどんよりとした暗い雰囲気のまま最後まで変わらずに進んでいきます。

そして、なかなか学習をしない主人公、自分の不幸は何もかも倉持のせいとしているけれど、最終的決断を下したのはすべて主人公自身。だからこそ、殺人を犯すまでの殺意には結局至らないでいるというまったく魅力を感じない主人公ですw
だからこそ、現実に実際に存在していそうなキャラであるからこそ、リアリティーを感じました。

そんな主人公:田島を騙し続ける倉持の言葉巧みな様子の描き方も実際いそうなリアルさがあり、人はこうして騙されるのかなと思いながら読めたので今までの東野氏の作品とは一風変わった作品となっております。

ここまで主人公に魅力を感じないのも珍しいですが、リアリティーへの追及の要素を加味して星4つですね。

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