「★★★」の記事一覧

セカンド・ラブ~感想・レビュー~

q

セカンド・ラブあらすじ 1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは…。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる心。『イニシエーション・ラブ』に続く二度読み必至、驚愕の「恋愛ミステリー」。 セカンド・ラブの管理人の感想 前作のイニシエーション・ラブに続く第二弾ですね。前作を読まれてないならまず前作を読む事をおススメします。 さて、今作ですが、舞台も前回と同じようなちょっと昭和後期が舞台になっています。 イニシエーションラブが普通の恋愛ストーリーとして・・・

すべてがFになる~感想・レビュー~

41vAbauP0TL._SL250_

すべてがFになるあらすじ 孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断 された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。 すべてがFになるの管理人の感想 作品としては古く20年近く前の作品となっていますが、今読んでも問題なく読めました。これはシリーズ化されているS&Mシリーズの第1作となり、シリーズも10作まで刊行されて完結しています。 内容ですが、ちょっと専門的な知識が出てくる場面が出てくるため、難しく感じ・・・

Nのために~感想・レビュー~

61RDqkhxnRL._SL250_

Nのためにあらすじ 超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。 Nのためにの管理人の感想 人物描写の部分がいまいちで『んっ?』てなってしまうところがしばしばありました。 ただ湊かなえさん全般にいえることですが、ストーリーに関してはいつも引き込まれるものがありますね。今回はハードなミステリーという感じではなく、プチミステリーという感じでしたね・・・

ペテロの葬列~感想・レビュー~

ペテロの葬列

ペテロの葬列あらすじ 今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたのだが―。しかし、そこからが本当の謎の始まりだった!事件の真の動機の裏側には、日本という国、そして人間の本質に潜む闇が隠されていた!あの杉村三郎が巻き込まれる最凶最悪の事件!?息もつけない緊迫感の中、物語は二転三転、そして驚愕のラストへ!『誰か』『名もなき毒』に続く杉村三郎シリーズ待望の第3弾。 ペテロの葬列の管理人の感想 拳銃を持った老人によるバスジャックが伏線となり、加害者が被害者に、被害者が加・・・

パラドックス13~感想・レビュー~

パラドックス13

パラドックス13あらすじ 3月13日13時13分13秒、ブラックホールの影響で「P-13」と呼ばれる現象が発生することへの対策が、政府の間で極秘に進められていた。学者や政府関係者ですら、具体的にどういう現象が発生し、どういう影響を受けるのか詳細につかめないため、関係各署には、その時間だけ危険な作業を中断し危険な場所から離れるよう通達だけされたが、国民には混乱が起きないよう、この情報自体、その時が過ぎるまでの極秘事項として決して公開されなかった。 刑事の久我冬樹は、同じく警視庁の管理官である兄・誠哉とともに強盗犯の確保に取り掛かっていたが、冬樹のミスにより、誠哉が犯行グループ・・・

理由~感想・レビュー~

理由

理由あらすじ 事件はなぜ起こったのか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった・・・。 理由の管理人の感想 ドキュメンタリー方式で描かれた珍しいタイプのミステリー小説です。 ちょっと無駄に長いかなと思うところもありましたが、全体として見てみればとても面白かったです。 ひとつの事件に対する色々な人からの視線で描いているので、中には野次馬っぽい人のインタビューもあり、そこらへんが・・・

イニシエーション・ラブ~感想レビュー~

イニシエーションラブ

イニシエーション・ラブあらすじ 僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて・・・・・。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説---と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。 イニシエーション・ラブの管理人の感想 まず最初に言っておきますが、普通の恋愛小説としてはそこまで評価できません。 ただ、トータルとして見れば満足できるかなという感じです。 これはホントにネタバレしてしまうので言えないですが、ほとんどの方が2回読む事に・・・

サブコンテンツ

このページの先頭へ