永遠の0~感想・レビュー~

永遠の0あらすじ

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ 祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。

永遠の0の管理人の感想

こちら百田尚樹さんのデビュー作なのですが、正直デビュー作でこのクオリティには驚きですね。

元々、百田さんは放送作家で主なものとして「探偵!ナイトスクープ」等があります。

最初は普通によくありがちな戦争ものと思って読んでみましたが、それは大きな間違いでした。

タイトルにある永遠の0とは戦争のときに活躍した日本の戦闘機「零戦」のパイロットからきているもので、そういう風に聞くと戦闘機のことなんか知らないしとか思ってとっつきにくく感じるかもしれませんが、仮に戦争も零戦も何も知らなかったとしても満足できる、そしてめちゃくちゃ感動すると思います。

そして話の前半では、今回の話の主役でもある「宮部久蔵」はあらすじにもあるように、とても自ら命を落とすような人物でもないのですが、それが後半明らかになったときにとても切なく思います。

これ以上はネタバレになってしまいますので是非、本を読んで下さい。

百田さんの本の特徴として、短い文節とリズムの良さ、ストーリーの分かりやすさがあり、途中で間延びするような退屈もすることなく、どんどん先が気になって読み進んでしまうような読みやすさがあるので本をそんなに読まないような方にもオススメです。

この本の管理人の評価はもちろん★★★★★です♪

永遠の0/映画情報

宮部久蔵・・・岡田准一
佐伯健太郎 – 三浦春馬
松乃 – 井上真央
佐伯慶子 – 吹石一恵
清子 – 風吹ジュン(幼少期:栗本有規)
賢一郎 – 夏八木勲
井崎 – 橋爪功(青年期:濱田岳)
武田 – 山本學(青年期:三浦貴大)
景浦 – 田中泯(青年期:新井浩文)
大石 – 染谷将太
長谷川 – 平幹二朗
小山 – 上田竜也(KAT-TUN)
山田 – 佐々木一平
伊藤 – 青木健
香川 – 遠藤雄弥
寺西 – 栩原楽人

2月22日現在、観客動員数8週連続1位を獲得し、累計動員613万人、興行収入75億円を突破してます。

岡田さんの演技も抜群で映画もオススメです。

この記事の関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ