悪の教典~感想・レビュー~

悪の教典あらすじ

・上
晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れ込んだとき—。

・下
圧倒的人気を誇る教師、ハスミンこと蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった!

悪の教典の管理人の感想

前半の普通の学校の日常の雰囲気から一転して展開していくサイコホラー。それでも中盤まではなんとか保たれているが、ほつれた糸はもう元には戻らないように後半は完全に殺人ゲームとなっています。前半の蓮実聖司の先生としての魅力がもったいないような展開ですが、学校内での正体がバレるかバレないかのドキドキ感がたまりませんでした。

何か問題に衝突した際になんとか解決しようとするのではなく、選択肢が「排除する」しかないのがまったく共感できないのですが、こんな人がなんで先生になったのでしょう?笑

後半は蓮実聖司vs生徒達という構図になるのですが、最後がどうなるのか予想もつきませんでした。最後の最後まで気が抜けない展開です!

悪の教典/映画情報

この映画はAKB48の大島優子さんが「こんな映画は本当に嫌いだ」と発言して話題にもなりましたが、監督は三池崇史さんが担当しており、原作よりも更に蓮実聖司が悪い感じを出しています。映画の最後には『TO BE CONTINUED』(続く)と出るのですが、三池崇史監督が続編を作りたいと言っており、原作者の貴志裕介さんも続編を書きたいと言ってましたのでまさかの続きが書かれるかもしれませんね。

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